バッテリーが弱ってるのはすぐに分かる?設定の便利な機能
バッテリーの持ちが良くないと感じたとき、バッテリー交換をするに値するほどの劣化なのかどうか迷いますよね。
バッテリー交換が無料なら、とりあえず交換しておけばよいのですが、現実にはいくらかの費用が発生します。
もしもバッテリー交換をおこなって、バッテリーの持ちが変わらなかったら悲しい気持ちになることでしょう。
今回はバッテリーの状態を目視できる機能について解説します。
設定アプリからバッテリーの状態を知る
iPhoneの設定アプリ(歯車型の灰色のアイコン)を開いて、中程まで表示をスクロールすると、「バッテリー」という項目を見つけることができます。
バッテリーの項目を開くと、「バッテリーの状態」という項目があります。
「バッテリーの状態」の中には、現在のバッテリーの最大容量が記載されています。
バッテリーの最大容量とは
バッテリーの最大容量とは、現在のバッテリーが新品の時と比較してどの程度劣化している指標とも言えます。
新品のときは設計されたバッテリー容量と同等の状態ですが、iPhoneを使用するに従ってリチウムイオン電池の蓄電と放電が弱くなります。
電池は化学反応による発電で、ロスが発生します。
中には気体として発散される成分もあるので、バッテリーの膨張につながることがあります。
話を戻すと、バッテリーの最大容量とは、新品を100%としたときに、現在どの程度のパフォーマンスを出せるかの目安を表示するものです。
通常は2年〜3年で75〜80%まで低下することが多いです。
メーカー公式発表によると、バッテリー最大容量が80%未満となれば交換推奨であると判断できるとのことです。
体感でも80%前半になれば極端なバッテリーの劣化を経験することが多くなるでしょう。
その他の項目
バッテリーの状態には特殊な表示があります。
「バッテリーに関する重要なメッセージ」という項目が現れる場合があり、「このバッテリーは著しく劣化しています」という案内が出ることがあります。
もしも著しく劣化している表示が出たならば、バッテリーの交換をおすすめします。
また、ピークパフォーマンス性能の指標もあります。
iPhoneの計算処理がピークに達しても十分な電力を供給できない場合に安全に強制シャットダウンすることで表示が変化します。
バッテリーが劣化している影響で十分なパワーを作り出せなかった証拠です。
こちらもバッテリーの交換をおすすめします。