適当!?修理の際は使用される部材に注意!!
今回の記事は、修理店によって使うパーツや工具が違うせいで、仕上がりの品質が変わってしまうという内容に焦点を当てています。
修理の際には、修理店ごとに違った工具を使って作業します。
同じ系列のグループ店であれば、ほとんど同じ工具や接着剤などを使用しますが、別のグループ店になると、違った仕様になるでしょう。
修理のためにiPhoneを開くと、前任の修理業者の作業の跡がはっきりとわかります。
どのくらい慣れた修理士が作業したか、なんとなくわかるものです。
例えばこの写真は、あまり誉められたものではない作業者にあたったiPhoneでした。
どこかで一度バッテリー交換を経験したiPhoneだったのですが、バッテリーを留めるテープが文房具の髪両面テープでした。(本当はバッテリー交換専用のテープがあります。)
紙両面テープだと、確かに留まるのは留まるのですが、経年劣化によって剥がれてしまったり、もう一度バッテリーを外す際に無理やりバッテリーを変形させながら外すしか無くなることが大きなリスクとなります。
それにこの写真のiPhoneは、適当に貼られた両面テープのせいでワイヤレス充電モジュールのシールド膜まで不要な粘着がついています。
通常であれば20分程度でお渡しできるバッテリー交換作業のはずが、前任の修理者の作業の影響で60分ほど必要になりました。
粘着を緩くする道具を使って、少しずつ両面テープの影響を弱めながらテープを除去しました。
修理店によって作業に対する誠実さは違います。
見えないところにもこだわりを持って作業をしてくれる修理業者に依頼したいものですね。
スマップル赤坂店では作業の様子も公開しております。
自信を持って修理しておりますので、もしもの時は当店を頼っていただけますと幸いです。
カテゴリ:修理ブログ投稿日:2022-03-17