「新しければ壊れない」とは限らないのが精密機器の怖い所ですね。

今回お客様が修理でお持ち込みされたのは「iPhoneSE（第二世代）」です。

初代iPhoneSEとは形状は違い、iPhone8に近いデザインとなっています。

一部iPhone8ともパーツが同じことから、そこでコストカットしていて、お求め安い価格となっているのでしょうか。

そんなiPhoneSE2は去年の2020年4月24日に発売されているので、まだ1年も経っていません。

落としての画面割れならまだしも、今回は背面カメラの故障でお客様がご来店となりました。

iPhoneSE2カメラが映らない

お客様が困っているのは背面のカメラである、アウトカメラが映らなくなってしまったとの事なのです。

カメラを反転してみてインカメラにしてみると、インカメラは正常に映ります。

片方のカメラが壊れている事で両方とも映らなくなってしまう事もあるのですが、今回は完全に合うとカメラが壊れているようです。

またアウトカメラが壊れている事によって「ライト」をONにしても光らない現象も起きてしまっていますね。

注意深く見てみると本体右上のガラスにヒビが入っているようです。

どこかに当たってしまったのでしょうか？

右上はアウトカメラがある位置にもなるので、もしかしたらその時の衝撃が原因でカメラが壊れてしまった可能性もありますね。

という事で、カメラの交換をしていきましょう。

iPhoneSE2アウトカメラ交換後

30分くらいのお時間でiPhoneSE2のカメラ交換が完了いたしました。

修理前まで何も映らなかったカメラも正常に映るようになり、ズーム機能・QRコード読み取りも問題なく使えています。

昔はQRコードアプリを使わないといけなかったのですが、今では通常のカメラアプリからでもQRコードの読み取りが出来ますので、ご存知なかった方は試してみて下さい。

ちょっとメモ替わりに写真を取っておくなど、カメラを普段あまり使わない人でも、いざ使おうとした時に使えないのは困りますよね。

お休みのタイミングや休憩時間などでご来店頂けましたら修理が出来ることでしょう。

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