バッテリー交換をする人はどのくらいいるの?
バッテリー交換をする人はまだまだマイノリティかもしれません。
それでも画面修理と同じくらいバッテリー交換を希望するお客様のご来店があります。
それは東京でも、地方都市でも同じことです。
みなさんバッテリーを交換して日常の中でのストレスを軽減しようという意気込みなのです。
iPhoneや他のスマートフォンが普及したとはいえ、まだまだ世間のイメージとしては”3年使ってる携帯は古い”という話を聞きます。
修理をしている側からすれば、3年前のiPhoneでも処理速度は十分だし、端末内部の汚れなども少なくまだまだ使用できるという印象です。
かつて流行した2年縛りのキャリアショップの契約と、2年ごとに新機種に機種変更していくという流れが染み付いているとしか考えられません。
今やiPhoneの値段はPC並みのモデルもあるほどです。
2年で買い替えがベストかどうかはなかなか判断が難しいところです。
もしも永く使おうと思うのであれば、バッテリー交換も視野に入ってきます。
メーカーでのバッテリー交換はもちろん、サードパーティの修理業者でのバッテリー交換を選択する人が増えています。
バッテリー交換をするということ
iPhoneなどに搭載されているリチウムイオンバッテリーは充電サイクル(0%~100%充電で1カウント)を500回繰り返す頃になるとパフォーマンスが2割ほど低下するとされています。
1日に空っぽになるまで使用したとして、1年半もあればパフォーマンス2割低下ということになります。
2割のパフォーマンス低下はメーカーからも交換を推奨される程度です。
バッテリーを交換すれば劣化した2割分をリセットできるというイメージです。
バッテリー交換をしたことによって、バッテリーもちは良くなることでしょう。
しかしながら、周囲を取り巻くソフト的環境(データ通信量の増大など)によって基礎代謝的な消費電力量はアップしている可能性があるため、新品の時の感動までは回復できない可能性もあります。
ただし、バッテリー交換の効果を凄まじく感じられる場面もあります。
バッテリーがヘタリすぎて1日4時間だの5時間しか使用できなくなっているような場合には相当にバッテリー交換の恩恵を感じられることでしょう。
簡単に機種変更をしてしまうことは、資源を消費する活動ではありますので、特に大きな不満がない機種であれば永く使っていきたいですね。