画面のカラフル光線は内部バッテリーの膨張が原因である可能性大!
iPhoneの画面の故障は何も「ガラスの割れが全てではない」ということをお伝えします。
今回ご紹介する症状は、画面に縦の線が入る症状です。
それもとびきりカラフルな線が出てきてしまうのです。
画面に現れる不具合
ガラスの割れが起きてしまっているのであれば表示であったり、タッチ操作に問題が出てしまうこともあるでしょうが、表示の不良に関しては割れていなかったとしても起きてしまいます。
ホームボタンのある機種ではそのようなことは少ないのですが、ホームボタンのなくなったiPhoneX以降の機種ではそこそこ多くの症状としてあります。(画面の素材が違うため。破損すれば線が出てくることはあります。)
ご自身でiPhoneX以降の機種をお持ちなのであれば確認いただけるでしょうが、画面の端から表示部分までのよりは数ミリくらいの距離しかありません、ですので上下からの衝撃が表示部分に伝わる間隔はかなり短いために、壊れやすいということでもあります。
大画面になったは良いが、コンパクトさを求めると耐久性を犠牲にしたということです。
グリーンライン・オブ・デス
表示の故障といってよくあるのが、「ブラックアウト」です。電源は入っているのに画面が映らない故障や、「液晶漏れ」一部だけが黒くなってしまう現象ですが、「光線」というのも結構な頻度で起きています。
画面は割れてはいないけれども、画面には緑や白い線がずっと表示されており、その幅や位置はその時次第で異なるものとはなりますが、画面をロックしたり移さない状態以外ではその場所に現れ続け、最高の光量で光続けてしまう状態です。
iPhoneXの発売当初からグリーンライン・オブ・デスなんて名前がつけられている症状です。
2cm程度の幅となればそこは白いだけで映らないので見えづらいし、操作もしづらいですし、夜などの暗いところでは逆に明る過ぎて目に悪いです。
また、表示され続ける線は発光し、熱をもちます。線が太くなればなるほど大量の電力が必要となるため、バッテリーの消耗も早くなります。1日の電池持ちに影響してきます。
光の線が現れた原因
光線の起きる原因としては衝撃によるものでしょうが、今回の衝撃は画面ではなかったのかもしれません。
画面が浮き上がっています。
誰が触るでもなく、画面ガラスが剥がれて浮いているのです。
間違いありません。
画面に現れた不具合の原因は「バッテリー膨張」でしょう。
衝撃の伝わったバッテリーが内部でガスを発生させて膨張してしまっています。
または、ガスで膨張したバッテリーを押さえつけていた画面が衝撃で開いてしまったかもしれません。
バッテリーの膨張によって画面を持ち上げてしまったことが原因で、中から画面を押し、表示に必要な部位を破損してしまったようですね。
バッテリー交換と画面修理を行って綺麗な状態へと直していきましょう。
修理にかかる時間はおよそ30~45分といったところです。
画面を新品に交換し、バッテリーも新品と入れ替えます。
修理価格は時によって変わりますが、最新の価格は店舗ウェブサイトからご確認いただけます。
当店では画面修理とバッテリー交換を同時に行うことが可能ですので、両方とも調子が悪ければお早めにご来店下さいませ。