水没したiPhoneに対する処置方法はひとつではありません!!
iPhoneが水没してしまった時にどのような対処をすることが有効かご存じですか?
多くの方の回答は【乾かす】ですが、乾かすと後戻りできない状態まで汚染が進行してしまうかもしれません。
乾かすことのリスクと他の対処法について知識をつければ、その時の状況によって有効な判断ができるようになります。
水でなぜ壊れる
iPhoneに水が入ると、なぜおかしな挙動をしてしまうのでしょうか。
大胆に説明すると、一般的な水と呼ばれる液体には水(H2O)以外に不純物が混じっているからです。
純粋な水ではないがために、電子パーツに与える影響がおおきいのです。
例えば、純粋な水と水道水を採取して安定した屋内で乾燥させると、それぞれの水に含まれる水以外のものがわかります。
純粋な水からは特に得られるものはありませんが、水道水からは白い粒子を採ることができます。
「水に混じったなにか」が電子パーツ間の電子の動きに干渉して不具合を招くのです。
水道水、海水、池の水、道路の水たまり、雨水など、生活で関わる水を基本とした液体には基本的に電気を通すための要素があるので、不具合の元となるのです。
濡れた場合の対処
先述した「不純物」の影響で、対処の仕方が変わります。
また、対処後に何を目指すかによっても変わります。
今回は【水没復旧作業を依頼する】前提です。
水没復旧作業を行うときには、なるべく濡れている状態の方が望ましいです。
これは、液体に含まれていた不純物が乾燥して固着することを防ぐためです。
また、乾燥する際にサビや緑青(ろくしょう)のような汚染が広がることを防ぐためです。
特に海水に濡れた場合は水道水などの、より純水に近い(まったく純水とは遠いですが)もので洗ってしまう方が、後の水没復旧作業の成功率をあげる要因となる場合があります。
スマップル赤坂の修理士は、濡れた状態のiPhoneを乾燥しきってしまう前に洗浄し、iPhoneのメイン基板をなるべくフラットな状態に戻してから乾燥しやすい環境を作ります。
iPhoneの故障でお困りのときにはスマップル赤坂へご相談ください。