iPhoneの水没とバックアップと容量
最近、iPhoneの水没がご相談に来られる方や、画面修理で来られて見たら原因は水没だったということもあり、夏らしさを感じてきています。
まずiPhoneはiPhone7から防水機能が搭載されるようになり、今でもどの機種でも防水機能は備わっています。
ですが、これは完璧ではありません。
今でもいらっしゃるのですが、お風呂に持ち込んでしまう方は結構いらっしゃいますね。
防水機能はあくまでも「おまけ」本来は無いものだと思って使用されるのが良いでしょう。
夏場はライブとかでも水を撒くシーンも出てくるので、そこらへんも注意が必要ですね。
水場に近づくことがあるのであれば、防水ケースの準備なども必須となってくるでしょう。
カメラが曇るなどというのも水没の証となります。
まだ電源が入っている状態であれば、速攻で「バックアップをとる」というのは忘れずに行って下さい。
水没は状態の悪化が早くあることが多いです。
後でやろうと思っていると次に画面を点けた時には、画面が映らなくなっていたり、電源が入らなくなってしまっていることも多いので、異常を感じたら早めの作業が大事です。
また水没だけではなく、その他故障の際にも同じになります。
起動していなかったのに、運よく使えるようになった時などもあるでしょう、そのタイミングで「使えるようになって良かった」ではなく、次もどうなるか分からないので「バックアップを取ろう」というようにしましょう。
別にデータはどうなってもいいという方もいるかもしれませんが、少なからず大事な写真や連絡先などもあるでしょうから、そこだけでも行いましょう。
iCloudで無料で使えるのは5GBまでです。
ほぼすぐなくなってしまう容量でもあります。
バックアップに毎月課金するのも嫌と思われるかもしれません、AppleCareに入っていれば50GBは無料で使えますし、月額でも130円で済みます。
200GBでも月額400円ですね。
それ以上となると2TBで1300円とはなりますが、自分の写真などのデータの価値と金額を比較してみましょう。
パソコンなどの別媒体にデータを移して容量を減らしたり、似たような写真は消してしまうにしたりしてデータの残量の調整などもありですね。
写真関連ではビデオは容量も大きくなりますし、LivePhotoも一枚の容量も大きいのでオフにしておくのも良いでしょう。
iPhoneの中には水に濡れると赤くなるシールがあるので、そこでも判別できますが、結構な時間が経っているとかでなければ、水が残っています。
入りにくくはありますが、その分、抜けにくいというのもありますね。
水没によって起動しないなどあれば、当店では水没復旧作業で、基板の洗浄・乾燥なども行うことができます。
復旧に関しては状態次第の運次第という所はありますが、データを諦めてしまうには早いかもしれません。
ご相談からでもお気軽にご来店お待ちしております。