iPhoneの水濡れ時に行ってはいけないこと
iPhoneが濡れてしまうことはあるでしょう。
それが雨によるものか、水没なのか、水がかかってしまったり、風呂場に持ち込んだことが原因かまでは分かりませんが、今までに誰でもiPhoneが濡れたことはあるのではないでしょうか。
そんな時に真っ先に思いつくのが何とかして乾燥出来ないものかという発想でしょう。
あれやこれやと聞いたことがあるかもしれませんが、それは本当に正しいことなのでしょうか。
先月アップルからも、「液体検出時の警告が表示された場合」と水濡れや水没に関しての記事が公開されましたので、そちらも参考にしながら水没時の対応を見ていきましょう。
まず、コネクタが濡れている時に充電器を差すと警告が出るようになっておりますが、そもそも水没をした時には充電器を差すということは絶対にしない様にしましょう。
コネクタがショートしてしまったり、iPhoneを壊す原因ともなりますので行ってはいけません。
アップルからも禁止事項がありますので、そこも確認して間違った認識をしていれば、正していきましょう。
「高温の熱源やエアダスターで iPhone を乾かさないでください。」
ドライヤーでの熱風による乾燥も中の基板やパーツを壊す原因ともなるので行わない様にということでしょう。冷風ならいけるということなのでしょうか?
「綿棒やペーパータオルなどの異物をケースの コネクタに挿入しないでください。」
これは充電器と接触するためにピンが充電口の中にあるので、損傷を避けるためでしょう。
「iPhone を米の袋に入れないでください。米の小さな粒子が原因で iPhone が損傷するおそれがあります。」
言わずと知れた民間伝承、私もお客様方から話は聞いたことはありましたが、アップルがここでハッキリと禁止としてきましたね。
そして記載はないのですが「乾燥剤をいれて乾燥する」といった行為もやめた方がいいでしょう。
水に濡れた場合、生石灰乾燥剤であれば発熱してしまいますし、シリカゲルもそこまでではないにしろよい行為ではありません。
というように、自然乾燥が一番とのことですね。
ですが防水機能があるということは、それだけ水も抜けにくいのも確かです。
当店では分解や清掃も行っており、パーツを外して行う分、通常よりも早く乾燥が出来るでしょう。
それでも乾燥の段階でiPhoneがどうなるかは不明です。
何にしても充電器を差さないようにして、iCloudでのバックアップを最優先で行うようにしていきましょう。