iPhoneのバッテリーの「フル充電サイクル」とは?
iPhoneで「フル充電サイクル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
iPhoneの充電と放電(消費)を見た時の1カウントのことになるのですが、例えば1日目に100%から60%まで使用したとします。
その日の終わりから充電を100%まで充電をして、2日目に40%まで減った段階で1サイクルというカウントです。
要するに100%から0%分までの使用で1サイクルとしてカウントするものですね。
iPhoneのバッテリーの劣化として見られる、最大容量が80%までの到達カウントは500回とされています。
ですので、iPhoneをよく使用している方は、電池の消費が早いため、バッテリー交換の時期は早いとされているんです。
ざっくり計算で20%で500回ということは、1%で25回、毎日100%から0%まで使い切っていたとしたら一年から一年半くらいで交換時期となる計算でしょうか。
私とかだと、一日で使い切るまではいかないものの、通勤や連絡で使っていて1日75%とかとすると、1%で31回程度、20%の劣化分で考えると1年8ヵ月となると大体2年持ってないので、確かにそれくらいかなと思います。
今現在、最新機種として出ているiPhone15シリーズではそのサイクルカントが1000回まで、最大容量を80%維持できるとのことで、単純計算で2倍の使用可能期間があるということになります。
これならば、バッテリーの劣化と共に買い替え時期だと思われてきた2年の目安が、完全に4年サイクルに変動しそうですね。
これではそこまで使用頻度が高くない方であれば、バッテリーの劣化が来る前に、端末の寿命が来てもおかしくはないかもしれません。
またiPhone15シリーズでは、バッテリーの製造月や、使用開始月、充放電回数を設定からも確認できるようです。
とはいってもそれまでの機種では変わらないことから、バッテリーの劣化がきてしまっているようであれば、ご来店お待ちしております。