iPhoneSE2の画面が割れ液晶にじみ、タッチが不可能に。
iPhone修理のスマップル赤坂店です。
今回は、「大至急直してほしい!」という飛込でのご来店がありました。
かなり危険な状態だったため、このブログを通して皆様に共有させていただければと思います。
お時間がある方はぜひお付き合いください。
液晶もれ?修理の必要性
うっかりiPhoneを落としてしまい、その際に画面が割れ液晶が漏れてしまったという状態で修理店に持ち込まれました。
この時点で電源が切れているため詳細が分かりにくいですが、もともとはタッチ操作なども出来ない状態とのことでした。
お客様に状況等お伺いすると、「どうしてもすぐに使える状態にしたい!」とのことでしたが、その希望を叶えるためには我々スマップルのような民間修理店を活用していく必要があります。
「データを取り出したい」お客様のご希望を最優先!
お客様のご要望としては、「データのバックアップをしていないからデータもそのままがいい」というお話しでした。
iPhoneのデータバックアップにはいくつかの方法があるものの、それらは全て『タッチ操作が出来る状態』でなければ不可能です。
保証に入っていたとしてもこの状態では本体交換となり、今までのデータは全て消え一からやり直す必要があります。
そうならないために、我々スマップルは万全の状態に戻せるよう全力を尽くしてiPhoneSE2の修理を行っていきます。
「iPhoneが使用できません」とは
フロントパネルを取り換えメンテナンスを行い、無事復旧成功となりました。
しかし、画面には『iPhoneは使用できません』というそこまで見慣れない文字が・・・
実はこれ、iPhone特融のセキュリティロックとなっています。
このロックはデバイスのセキュリティを強化するための機能の一つとなっています。発生する原因はいくつかあるものの、今回のパターンは恐らく『誤作動』によるものと思われます。
大半のユーザーはパスコードを設定しているかと思われますが、連続したパスコードの入力を間違えると、一定回数失敗すると一時的にアクセスが制限されます。その回数が規定数を超えると上記画像の様なセキュリティが発動し、デバイスの使用が一時的に不可能となってしまいます。
ここまでであればまだ間に合いますが、これを放置し続けると徐々に時間が延びていき、最終的には強制初期化状態とよばれるモードに移行してしまいます。
ちょっとの画面割れや液晶漏れでも使えるのがiPhoneのすごいところではあります。
が、そのまま使い続けるとふと目を離した瞬間にとんでもないことにもなりかねません。
取り返しのつかないことになる前に、早め早めにガラス割れ修理を行いましょう。以上、スマップル赤坂店でした。