iPhoneが濡れてしまった時にはろくなことが起きません。

起動しなくなってしまったパターンや、表示やタッチに問題が出ていたり、中から見える場所であるカメラが内側から曇ったりとしてしまう事にもなります。

防水機種なのは間違いありませんが、いつの状態でも完璧に水から守れるといった勘違いだけはやめる様にしましょう。

見た目では分からなくても日々使用していれば本体は歪んできますし、内部への侵入を防ぐテープも劣化が進んできて剥がれたり、溶けたりしてしまっているでしょう。

一瞬だでも水に浸かれば中に侵入してしまったと考えてもよいでしょう。

今回のお客様は水没してから画面の表示がおかしくなってしまい、時にはタッチも誤作動がおきていました。

幸い、iPhoneの中は水は残っておりましたが全体に廻っていなかったので、起動は出来ている状態だったので、水没の中では軽いレベルでしょう。

お時間を頂いて分解・乾燥をした後に、画面を交換するだけで、操作や表示は問題なくなりました。

ですが水没は甘く見ていてはいけません、時間が経ってから錆びや腐食というのは起こってくる可能性があります。

水没してからも数年使える端末もありますが、ココは運次第。

日々のしっかりとしたバックアップが今後実を結んでくるので、こまめなバックアップは特に壊れてたりしなくても取るようにしていきましょう。

また重度の水没によって起動しなくなってしまったiPhoneでは、水没復旧として基板の洗浄を行ったり、それでもダメな様であればデータ取り出しも行ってはおります。

水没して起動しなくなったら終わりではありません、まだ出来ることはいくつも残されているでしょうから、お気軽にお問い合わせください。