iPhoneの機種変更って不安がつきものですよね。そんなにしょっちゅうデータの移し替えをするわけでも無いし、やり方は調べれば書いてある記事には出会うけど、読むのと実際にデータ移行を行うのとではまったく別の話です。

iPhoneの機種変更に伴うデータ移行の際、交通系ICカードのSuicaが引き継げるかどうか、引き継げるならばどうすればよいかを書きました。

※データの引き継ぎは自己責任となります。情報は2022年1月現在のものです。

結論：Suicaは引き継げる

まずは結論です。Suicaは引き継ぐことが出来ます。

iPhoneの機種変更の際にSuicaを引き継ぐには、いくつかの手順があります。

手順は順序よくやらなくても問題ありません。しかし、やってはいけない操作もあるので注意が必要です。

注意すること

Suicaを旧iPhoneから新iPhoneに移行するときには、新iPhoneの【ウォレット】のアプリが必要です。

【ウォレット】のアプリは購入時からiPhoneに入っている、いわゆるプリインストールアプリのひとつです。

ウォレットではSuica以外にはクレジットカードなどの決済手段を登録し、Apple Payとして使用することが可能です。

【Suica】のアプリもあると思いますが、そちらで『新規発行』はしないでください。今回は新規発行ではなく、既に持っているデータがあるので新規発行ではありません。

新iPhoneにSuicaを追加する

ウォレットアプリを開くと画面右上に「＋」のマークがあります。そのプラスマークを押しましょう。

すると『交通系IC』の選択肢が出るはずなので、選択し、続行します。

iCloudの情報に基づいて、自動的に旧iPhoneで使用していたSuicaの情報がダウンロードされます。

iCloudに基づいて新iPhoneにSuicaの情報が移行するのですが、旧iPhoneでSuicaを削除しておくか、旧iPhone自体をリセットしておくと確実に引き継ぐことが出来ます。

Suicaの情報を削除すると一時的にSuica情報がサーバーに退避するので、新iPhoneで引き出すような流れができるのです。