iPhoneのバッテリーの取り付け方(バッテリーシール)
iPhoneの部品はどのようにして端末の内部に収まっているかご存知でしょうか?
機械を開くのが好きな一部の人達を除いて、ほとんどの方がiPhoneの中身を見たことがないと思います。そして機械を開くのが好きな一部の人達は、バッテリーを自分で交換してみたりすることもあると思います。バッテリーを自分で交換しようとすると、いくつか迷うポイントがあると思いますが、今回はバッテリーを固定するシールについてのお話です。
標準的なバッテリー取り付け例
バッテリーの取り付け例として、ただケースに取り付けられればそれでOKと判定すれば正解はいくつもあると思います。ガムテープを輪っかにして貼り付けたり、文房具の両面テープで止めたりしても、iPhoneの機能としては損なわれないはずです。
念のために、純正に近いバッテリーの取り付け直前の姿を載せておきます。
iPhoneのバッテリーをiPhoneの内部に取り付ける専用に作られたバッテリーシールです。変わった素材と形をした両面テープといった具合です。内部のケーブルを傷つけず、後日バッテリーをとりはずしたくなっても取り外し可能な性能のシールです。垂直方向への粘着力は強いですが、水平方向へ力をかけると伸びます。延びた部分は一時的に接着力を弱めるので、強力な取り付けと、取り外し可能な状態を両立した粘着剤です。
バッテリー取り付け良くない例
iPhoneのバッテリーはとにかく本体にくっついていれば良いんだ!という方は、こちらの写真のように安上がりに決めてくることでしょう。
ちょこんと両面テープがついています。ちょっと厚めの丈夫な両面テープです。純正ライクなテープを1枚買う値段で1000個くらいバッテリーをくっつけられそうです。ただし、このような文房具両面テープでは、粘着力があればバッテリーの取り外しが不可能になってしまう場合や、逆に数週間で粘着力がなくなってiPhoneの中でバッテリーが動いて、そのままバッテリーが壊れてしまうことがあります。全くおすすめできませんので、きちんとした両面テープを用意してケチらずに貼ることをおすすめします。
バッテリー交換はよく調べてから
iPhone修理屋としては、よく訓練した修理士にお任せいただきたいところですが、壊れても良いからどうしても自分でやってみたいという方は自分でバッテリー交換をやってみるのも良いかもしれません。しかし、バッテリーは発熱発煙発火の危険があります。「自己責任です」では済まない結果になる恐れもあります。なるべくなら冒険せずに修理店やメーカーにバッテリー交換を依頼することをおすすめします。バッテリー交換を依頼するのであれば、口コミや評判を加味して実績が確かなお店を検討したいものです。